●2015年(平成27年)
▶︎1月:応募部門などを変更し、新たにマンガ・キャラクタ―部門の採用などをリニューアルした第29回「毎日・DAS学生デザイン賞・高校生の部」実施。総応募数は15校、240点。銀の卵賞には大阪府立港南造形高校3年河江理来「Crop Factory」が選ばれた。また学校賞は2年連続で京都市立銅駝美術工芸高校が受賞。作品展示は1月30日から2月2日まで大阪南港のATC-ITM棟10Fの大阪デザイン振興プラザで。20日 「2015 DAS新年交流会」をリーガロイヤルホテルダイヤモンドルームで実施。
▶︎3月:募集、発表時期を早め年度内実施を目指した第46回目の「毎日・DAS学生デザイン賞」が実施された。参加校は23校、応募総数は146点だった。金の卵賞には京都造形芸術大学の河村哲嗣「EUREKA」が選ばれた。作品展は7日から10日、大阪南港のATC-ITM棟10Fの大阪デザイン振興プラザ。
▶︎4月:DAS60周年を前に、60周年実行委員会発足。早速60周年マークを会員に募集をかけ坂東由章さんのデザインが選ばれる。
▶︎5月:大阪芸術大学スカイキャンパスにてイタリアオロビアンコのジャコモ氏を迎え「私の哲学」シンポジウム開催。 「美しい都市を考える」会を発足。
▶︎6月:「日本酒で乾杯!デザイナー100人が創る日本酒ラベルデザイン展」の募集を開始。清酒発祥の地「伊丹」で現代のデザイナーたちが自由な発想で日本酒のラベルをデザインする企画で老松酒造、小西酒造の協力を得て、試飲会などから盛り上げ、共催の伊丹市立工芸センターで9月7日から開催。DASのほかJPDA(日本パッケージデザイン協会)、JAGDA(グラフィックデザイナー協会)会員の参加によるデザイン展で評判をよんだ。
▶︎7月:「DAS BAR」は蓄音機、SPレコード収集家古川武志さんを招いてのレコード盤ミニコンサートを実施。
▶︎9月:美しい都市を考える」会の1回目は「情感都市―大阪」。大阪淀屋橋、北浜、三休橋筋界隈を歩く。また、11月には第二回「大阪の陣茶臼山史跡」のウォーキングを実施。
▶︎11月:各務原に「航空宇宙科学博物館」バスツアーを実施。会員の坪文子氏のお兄様の本の出版を機に日本の飛行機づくりの歴史を学ぶツアーで20名が参加した。また5回目を迎える「ボジョレー・ヌーボーラベル&デザイン展」を解禁日の21日にa&wで開催。DAS BARは2回連続外部からのゲストで「幻想映画ヒロイン図鑑」と題し映画評論家浅尾典彦氏によるマニアックな映画解説となった。
▶︎12月:「楽しいあかり展」を4日から17日まで平和紙業ペーパーボイスで実施。

  

◆この年の主な出来事◆
3月…北陸新幹線 金沢まで開通。5月…大阪都構想 住民投票で否決7月…新国立競技場建設計画 白紙撤回9月…東京五輪 エンブレム撤回 再公募へ。

●2016年(平成28年)
▶︎1月:第30回「毎日・DAS学生デザイン賞・高校生の部」銀の卵賞が実施され、全国13校から300点の応募があり、グランプリには京都市立銅駝美術工芸高校3年の清野愛理「レッテルと私」が選ばれた。また学校賞は帝塚山学院高等学校が受賞。展示は1月29日から2月1日まで大阪南港のATC-ITM棟10Fの大阪デザイン振興プラザ。
22日には「美しい都市を考える」第3回講義、能口仁宏、吉川博教 両氏による「なにわの様式美」「大阪の情緒と艶」講演。グランフロント7Fナレッジサロンで。27日「2016 DAS新年交流会」をリーガロイヤルホテルダイヤモンドルームで実施。
▶︎2月:第3回「DASプレミアムサロン」開催。今回の講師は日本銀行大阪支店長の宮野谷篤さん。テーマは「データと街歩きからみた関西」と題して、関西の魅力と面白さを、データを駆使してわかりやすく講演。DASとしてはやや変わったサロンとなった。
▶︎3月:4日「美しい都市を考える」会第四回、「都市の緑化」について山之内理枝氏、坂野真子氏が講演。
▶︎5月:第47回「毎日・DAS学生デザイン賞 大学生の部」金の卵賞が従来の実施時期に戻して行われた。今年からDASの副理事長として大きな功績を残された故佐野正一氏を讃え建築部門に新たに「佐野正一賞」を創設。応募総数は全国19校から108点。グランプリには大阪工業大学の山本沙也加「斜交い(はすかい)の建築」が選ばれた。展示は5月27日から30日までの4日間、大阪南港のATC-ITM棟10Fの大阪デザイン振興プラザで。
▶︎9月:DAS60周年事業を開催

 

◆今までの主な出来事◆
3月…北海道新幹線 青森―新函館北斗間 開通。4月…熊本地震 発生。2020年東京オリンピック新エンブレム決定。5月…伊勢志摩サミット開催。